2023年05月10日
どきどきの新生活スタート! 五月病に要注意
人生の節目の春。
気持ちが張り詰めていた3月4月を過ぎ、新生活も少し落ち着いた頃でしょうか。
今日は、あなたにも、周囲の人にも関係がある「五月病」について紹介します。
目次
①そもそも五月病とは
就職や進学、進級、転居などで、環境が変わったことをきっかけに、5月の連休明け頃から、「気分が落ち込む」「疲れる」「仕事や勉強、家事などに集中できない」「眠れない」などの症状が起こることをいいます。
(厚生連健康管理センター参考)
五月病は、正式な医学用語ではありません。
一般に、この季節に学生や新入社員に起こりやすいため、こう呼ばれています。
②こんな症状に注意
無気力、不安、胃痛や食欲不振、頭痛、めまい、不眠などは要注意です。
あなたや、周囲の人に、当てはまる人はいませんか?
③五月病を防ぐには
「ストレスはあるもの」と捉え、ストレスと上手に付き合いましょう。
十分な睡眠や休息をとり、ストレス解消法を見つけましょう。
気持ちを楽にもって、一人で悩まず、身近な人に相談するようにしましょう。
・毎日の生活習慣を整える。
・バランスの良い食事を摂る。
・質の良い睡眠をとる。
・適度な運動習慣をつくる。
・ゆっくりお風呂に入る。
・ぼんやりと窓の外を眺める。
・深呼吸をする。
・軽くストレッチをする。
・友人や先輩などに話を聞いてもらう。
・趣味に没頭したり、旅行に出かけたりして気分転換を図る。
以上のような対策を行っても、不調が続く場合は、うつ病の可能性があります。
周囲にこんな人はいませんか・・・?
憂鬱な気分が一日中続いたり、好きだったことに興味がわかなくなったり、食欲の減退や不眠、イライラする、怒りっぽい、疲れやすい、集中力がないといった症状が続くときは専門医への受診をお勧めします。
(厚生連健康管理センターHP参考)
五月病もうつ病も、誰もがかかる可能性があるものです。
事前にうまく気分転換するようにしましょう。