やねっとのスタッフブログ
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2023年10月18日

たばこの煙と受動喫煙について考えよう

今から40年前くらいまでは、電車に灰皿がついていましたし、「禁煙車両」などなかったように思います。

ときは流れ、今ではたばこを吸う場所を見つけるのが大変なほど。

しかし、愛煙家がいるのも事実です。

今回はたばこの煙や「受動喫煙」、最近見かけるようになった「電子たばこ」について説明します。

目次

①たばこの煙の種類と害

②受動喫煙とは

③たばこの煙の成分

④電子たばことは

 

①たばこの煙の種類と害

たばこの煙には、喫煙者が吸う「主流煙」、喫煙者が吐き出した「呼出煙」、たばこから立ち上る「副流煙」があります。

受動喫煙では、呼出煙と副流煙が混ざった煙にさらされることになります。

煙に含まれる発がん性物質などの有害成分は、主流煙より副流煙に多く含まれるものがあり、健康問題につながります。

 

②受動喫煙とは

たばこの煙のうち、フィルターなど吸い口から喫煙者が吸い込む煙を「主流煙」、喫煙者が吸って吐き出した煙を「呼出煙」といいます。

火がついた部分から立ち上る煙のことを「副流煙」といいます。

 

空気中には、呼出煙と副流煙が混ざって漂います。

この煙を「環境たばこ煙」と呼んでいます。

そして、それにさらされることを「受動喫煙」といいます。

 

受動喫煙とは「受け身」の「喫煙」。

他人のたばこの煙にさらされてしまうことが「受動喫煙」です。

改正健康増進法第28条では「人が他人の喫煙によりたばこから発生した煙にさらされることをいう。」と定義されています。

 

③たばこの煙の成分

たばこの煙に含まれる成分は、たばこの葉そのものに含まれるものと、乾燥や加⼯・製造の過程で⽣成・添加されたもの、さらに、それらが燃焼する際に⽣成されるもので構成されています。

喫煙や受動喫煙では、これらが合わさったものをまとめて吸い込んでいることになります。

(厚労省HP参考)

 

 

④電子たばことは

たばこ葉を使用せず、装置内もしくは専用カートリッジ内の液体(リキッド)を電気加熱させ、発生する蒸気(ベイパー)を愉しむ製品です。

リキッドには、ニコチンを含むものもありますが、日本国内では、ニコチンを含まないものが一般的です。

電子たばこは、たばこ葉を使用しておらず、日本国内では「たばこ製品」として販売されているものはありません。

ニコチンを含むリキッドは「医薬品」、ニコチンを含むリキッドを吸引する器具は「医療機器」と、それぞれみなされています。

(JTホームページ参考)

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