やねっとのスタッフブログ
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2022年09月29日

台風が去ったあとは、被害チェックを忘れずに

台風到来のニュースが多くなってきました。
19日に山口に最接近した台風14号は、県内のあちこちで豪雨をもたらしました。
今後も台風には注意と対策が必要です。

 

目次

①そもそも台風とは
②台風への備え
③台風が去ったあとの被害チェック

① そもそも台風とは

 

 

 

熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」といいます。
このうち、北西太平洋(赤道より北で、東経180度より西の領域)または、南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。
台風は、上空の風や台風周辺の気圧配置の影響を受けて動きます。
台風が北・北西へ向かうのは、地球の自転の影響です。


台風は、海面の暖かい水蒸気が凝結して雲粒になるときの熱をエネルギーとして発達します。
移動中にエネルギーを失い、途中でエネルギーの供給がなくなれば消滅します。
日本付近に接近すると、上空に寒気が流れ込み、「温帯低気圧」になったり「熱帯低気圧」に変わったりします。

 

② 台風への備え

 

台風でライフラインが止まることを想定し、水や食料などを用意しておきましょう。


家屋の修繕や補強も済ませておきましょう。
 *屋根の瓦、トタン板などの破損はないか
 *屋根、壁、窓からの雨漏りはないか
 *雨どい、側溝、ベランダの排水溝の詰まりはないか


強風に備えて窓ガラスに飛散防止のフィルムを貼ったり、外壁や屋根の補強をしたりして備えましょう。


大雨の危険性の高い地域では、家財道具を高いところへ移したり、土のうの準備をしたりしておきましょう。

 

③ 台風が去ったあとの被害チェック

台風が無事過ぎ去ったら、まずは家の瓦をチェックしてください。
強風の影響で瓦がずれてしまうと、雨漏りにつながります。
雨漏りが起こり、雨水が侵入しやすくなると、建物が一気に劣化してしまいます。
また、瓦がずれると、次の台風や強風のときに飛んでいき、周囲の車や家、歩行者に被害が及ぶ可能性がありますので注意が必要です。


また、排水溝、雨どいに落ち葉がないかも確認しましょう。

落ち葉がたまって詰まってしまうと、雨水があふれ出て、浸水被害の要因になります。


台風が通過した直後に、室内の壁の変色はないかもチェックして。
変色していれば、家の中に水が浸入したということ。至急処置をしなければ、一気に被害が広がり、修繕費用も高額になります。

 

 

 

台風のシーズンには、気を付けることがたくさんありますが、これらは全て、大切な住まいや、そこに住む人たちの生活を守ることにつながります。
こまめなチェックを欠かさないようにしましょう。

気になることは、専門家に何でもご相談ください。

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