2022年08月03日
台風や線状降水帯のニュースが気がかりな時季。
豪雨、洪水、浸水、土砂災害なども心配です。
今回は、①に続き、火災保険の「水災補償」についてお伝えします。
最近多いように感じる自然災害。
水災による被害も増えているのか、統計調査を見てみました。
(国土交通省「令和元年水害統計調査」より)
一般資産被害額
2015年 2079億円
2018年 8069億円
2019年 12854億円
被災家屋数
2015年 26671棟
2018年 63126棟
2019年 99381棟
水災補償には、「実損払い」と「定額払い」があります。
実損払い・・・あらかじめ上限として定められている保険金額の限度を超えない限り、損害額が満額補償される。
定額払い・・・契約時に定めた一定割合の金額のみ保険金が支払われ、損害額が満額補償されないこともある。
以上のことから、火災保険に水災補償をつけるなら、実損払いのほうが心配がないといえます。
(免責金額が高いほど、保険料は安くなりますが、実際の損害額から免責金額が引かれるので、満額補償となりません)