2022年05月27日
梅雨を前に、気を付けるべき点を紹介します。
「雨」は、屋根や外壁を劣化させる原因になります。
屋根や外壁の塗装は、経年劣化するため、だんだんと機能が損なわれていきます。
雨が屋根や外壁に水滴となって付着し、その後乾燥すると、汚れが蓄積して残ります。
表面に凹凸がある外壁や屋根材、サッシの枠などには、雨の汚れの他に、日常の汚れも付着します。
それらの汚れが熱を持ったり、塗料に反応したりして、劣化が進むこともあります。
また、雨により、カビが発生したり、藻や苔が付着したりすることも。
常に湿気を含んだ状態が続くことで、ますます劣化が進むのです。
「太陽の光」も屋根や外壁を劣化させます。
太陽の光に含まれる紫外線は、塗料を分解してしまいます。
太陽の熱により温度が上がると、塗料の成分を破壊することもあります。
屋根は太陽が一番長く当たる場所なので、どうしても劣化は避けられません。
では、「雨」「太陽の光」により屋根や外壁が劣化することで、建物にどう影響してくるのかを知っておきましょう。
まず「雨漏り」の可能性が考えられます。
塗料の劣化で防水機能が失われ、外壁材や屋根材が水を含み、もろくなってきます。
ヒビが入ったり割れたりすると、水が浸入し、天井や壁に染み出てくるのです。
雨漏りが進行したあとで気付くと、どこが原因なのか分かりずらかったり、修理が大規模になったりするので、できるだけ早く対処しましょう。
また、塗装の劣化による雨漏りは、建物の主要な構造にも影響します。
もし構造が傷むと、建物自体が弱体化してしまいます。
最初は小さな劣化でも、雨漏りが家へ大きな被害を引き起こす可能性があるのです。
屋根や外壁の経年劣化は避けられません。