2023年02月02日
狛江市の強盗殺人事件 屋根の破損は悪徳業者のターゲットに?
昨年から今年にかけて、記録的な寒波が相次ぎ、各地で雪による被害や公共交通への影響が出ています。
その中で気になるTV情報がありました。
世間を騒がせている東京・狛江市の殺人事件です。
1月25日のテレビ朝日【羽鳥慎一モーニングショー】
“闇名簿”で下見?「屋根の修理」不審な訪問。
狛江市の近隣住民は去年、長身の男性が「工事をしますので」と家を訪ねてきた。
この事件をふまえ、屋根修理にまつわる詐欺と対策について紹介します。
目次
①急に屋根の修理を迫る
いきなり家を訪問し、「屋根が破損しています」などと言って、屋根に登ろうとする業者は要注意。
屋根に登ると「早く修理しないと!」「雨漏りして大変なことになる」などと不安をあおって契約を迫ります。
(もちろん全てが詐欺ではありません)
名刺を見て、会社をきちんと確認してから行動するなど、冷静な対応が必要です。
>②キャンペーンで高額割引
屋根の劣化や破損を指摘しつつ、高額な割引や「モニター制度」などと言って契約を迫る業者は、詐欺のケースがあります。
値引いた金額はすでに上乗せされていたり、材質や修理の質を下げたりというケースも耳にします。
最初から適正価格を示さないのはおかしいと思いましょう。
③火災保険で「無料」をうたう
ネットやチラシに「工事費無料」「全額負担」などとうたっている業者は注意が必要です。
火災保険は、強風、台風などの天災に対し、「風災補償」をつけている場合に、保険会社が審査したのちに支払われるもの。
金額や審査基準は、保険会社によって違います。
「無料」といわれて修理を依頼する前に、ご自身の火災保険を確認しましょう。
内容を考慮したうえで、契約の判断をされることをお勧めします。
④詐欺にあわないために
急に「雨漏りすると大変」などと言われると不安になりますが、そんなときは必ず家族や知人など、人に相談しましょう。
また、その業者の話をうのみにせず、別の業者にも見てもらうとよいでしょう。
契約書をきちんと交わし、支払いについても取り決めましょう。
いずれにしても、大雪が多い今年、家を守る屋根については注意が必要です。
気になることは、いつでもご相談ください。