過ごしやすい季節となりました。

コロナ感染症が少し落ち着き、行動する人が増えたように思います。

今のうちにと屋根や外壁を確認し、気になる箇所を相談されるお客様が増えました。

最近、気になっている話題があります。

「外壁塗装は助成金があるから安くなる」という悪徳業者についてです。

 

目次

①外壁塗装の助成金・補助金とは

②悪徳業者のこんな手口に注意！

 

 

①外壁塗装の助成金・補助金とは

 

外壁塗装で利用できる助成金・補助金はあります。

国として定めているのではなく、市町村単位で制度をもうけています。

例えば山口県山口市では、「山口市安心快適住まいる助成事業」があります。

概要は、以下の通りです（令和4年度）

「市民のみなさまの住宅環境の向上と、個人消費促進による市内経済の活性化を目的に、令和4年度も安心快適住まいる助成事業を実施します。市内に本社・本店を置く施工業者を利用して行う、現に居住する家屋または工事完了後に転入・転居しようとする家屋の住宅リフォーム工事（工事着手前の申請が必要となります。）に対し、市内共通商品券で助成します」

 

助成対象工事例の中に、屋根、外壁、軒天の改修、塗装、コーキング、雨樋の取替が記載されています。

＊令和4年の受付期間は令和4年5月16日～予算がなくなるまで。

5月27日で終了していることからも、関心の高さがうかがえます。

 

山口市の場合、金額は工事費の10％（上限20万円）でした。

 

なのになぜ、「外壁塗装は助成金で安くなる」と言えるのでしょう？

そんな言葉で勧誘してくる業者、助成金メインで営業してくる業者は警戒しましょう。

 

②悪徳業者のこんな手口に注意！

 

 

外壁塗装は、原価率が高く、値引きが難しい工事です。

それなのに常々「モニター価格」「キャンペーン価格」とうたっている会社は要注意です。

また「安くします」「値引きします」という言葉も同様です。

 

ネットでも、「外壁塗装」と検索すれば、すぐに「補助金」と出てきます。

営業マンも同様の話をしていると聞きます。

しかし、外壁塗装は助成金で大幅に安くなるものではなく、モニター価格やキャンペーン価格、大幅値引きもあり得ません。

正しい知識を持って、外壁や屋根を守っていきましょう。

ご不明な点、気になる点があれば、いつでもお問い合わせください。