やねっとのスタッフブログ
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2023年02月17日

そろそろ春一番! 強風被害と火災保険について

寒い日もあれば、「もう春かしら」と思う暖かい日もあり、温度差に戸惑いますね。

2月も半ばを過ぎ、春が待ち遠しくなりました。

そろそろ「春一番」の知らせがある頃。注意しておいてほしいことを紹介します。

 

目次

①春一番とは

②春一番の由来

③春一番による強風被害

④火災保険の確認

 

①春一番とは

「春一番」とは、立春を過ぎてはじめて吹く、強い南寄りの風のこと。

北日本と沖縄を除く地域で発表されます。

気象庁では「気象庁では立春(2/4頃)から春分(3/21頃)までの間に、日本海で低気圧が発達し、広い範囲(地方予報区くらい)で初めて吹く、暖かく(前日より昇温)、(やや)強い南よりの風(8m/s以上)」としています。

(条件は地域ごとに少し異なる)

 

 

②春一番の由来

昔、漁師が漁に出て、強風によって船が転覆し、多くの死者を出したことがあったそう。このため、「春一番」は春の訪れを感じさせてくれる響きではあるものの、急発達する低気圧をお知らせする、防災上非常に重要な表現として言い伝えられています。

当時、漁師の間で「春一」と呼ばれていた言葉を、「春一番」と呼ぶようになったそうです。

(お天気.com参考)

 

春の到来を告げるような言葉ですが、海では海難事故が、空のダイヤも乱れる時期なので注意が必要です。

 

 

③春一番による強風被害

 

強い風が吹くと、家にどんな被害が及ぶのでしょう。

屋根の上にある板金板は、強風や雨の被害を受けやすく、板金板が外れたり、飛んでいったりすると、雨漏りの原因になります。

長い期間が経った屋根、劣化が気になる屋根の場合は、春一番が吹く前に、点検しておくと安心です。

 

また、強い風が吹くことで、カーポートやベランダなどによく使われる波板が飛んだり破損したりするケースも。

しっかり固定したり、素材の変更をしたりする対策が必要です。

 

外壁や屋根に、風で飛ばされたものが当たって破損することもあります。

万が一、壁や屋根がひび割れたりへこんだりした場合は、早めに専門業者に相談し、補修しましょう。

 

④火災保険の確認

 

 

春一番の思わぬ強風で、被害が出た場合、火災保険が適用できる場合があります。

火災保険の風災補償は、台風や突風、竜巻、暴風などの強い風による災害(風災)を対象にしたものです。

火災保険では、保険の対象を「建物のみ」「家財のみ」「建物と家財」から選択。

保険の対象をどのように選択するかによって、風災に遭ったときに補償される損害が異なります。

家の瓦が飛んでしまった、風でものが飛んできて家屋が破損した、風でベランダが破損した、カーポートが破損した、などの被害があった場合は、火災保険を確認してみましょう。

 

自然災害は事前に予期することも、避けることもできません。

私たちは過去の事例から学び、前もって確認や点検をして、大切な家を自然災害から守りましょう。

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