2022年08月31日
スマートハウスってどんなもの?
スマートハウスという言葉をよく聞くようになりました。
そもそも、どんなものなのでしょう。
目次
①スマートハウスとは
スマートハウスとは、ITなどを使って家庭の設備や家電をコントロールし、家庭内の消費エネルギーを最適化した住宅のことです。
スマートハウスは、太陽光発電などの住宅設備で電気を作り出します。
それにより、家庭で使う電気を賄えるので、節電になります。
また「住宅用蓄電池」を設置することで、必要に応じ電気を取り出したり、蓄電したりできるので、災害や停電などいざというときも対応できる、災害に強い住宅になります。
スマートハウスは、節電、CO2排出量削減もできる住宅なのです。
②スマートハウスではどんなことができるの?
ITを駆使したスマートハウスでは、エアコンやテレビ、システムバス、ドアロックなどが端末からできるようになります。
例えば外出先からエアコンを操作して室温を調節できたり、お風呂のお湯を張ったり、自宅に来た宅配業者とリアルタイムで対応できたりと、便利で快適な暮らしを実現できます。
自宅で電気を作ることができます。
③スマートハウスのメリット
太陽光発電などの住宅設備で電気を作り出せるので、電気代の削減につながります。
また、住宅用蓄電池で電気を貯蓄できるので、いざというときに電気が使えるというメリットがあります。
自然災害が多くなってからは、非常用電力として考える人も多くなっています。
このようなメリットを後押しするために、スマートハウス化に対する補助金を交付する自治体もあります。
スマートハウス化を支援するため、太陽光発電システムや蓄電池などの設備を導入するときに、初期費用の一部を補助するものです(条件や予算は住んでいる場所によって異なります)。
④スマートハウスのデメリット
発電システムの設置費用、蓄電池などの設備費用は、初期費用が高額です。
また、メンテナンス代や、耐用年数後の交換も必要です。
太陽光発電は、雨や曇りが多いと、十分な電力を確保できません。
「節電できる」と思っていても、スマートハウスの立地や地域の天候、周辺環境によっては、結果的に損をしてしまうこともあります。
今後も拡大していきそうなスマートハウス。メリット、デメリットを理解した上で、不明な点は専門家に確認しましょう。
家庭内の家電や設備をコントロールすることで、エネルギー消費は最適になり、私たちの暮らしはどんどん便利になっていくのですね。