2017年08月30日
先日、ざっと強い通り雨がふった後、
雨漏りかも、、のご連絡を頂き、
すぐに点検に伺いました。
雨漏りといえば、、
天井からポタポタと落ちる水をバケツで受ける
というイメージですよね。
でも、雨漏りはそれだけではありません。
実は、、天井からポタポタと垂れている状態は、
もう雨漏りサインではなく、
もっと重症な状態になっている可能性があると考えたほうがいいかもしれません。
雨漏りが起こっている場合に考えられる状況は、
①バルコニーにヒビが入っていたり、塗装が剥げたりしている
②天井、床、壁紙等が湿っている、シミができたり、波うったりしている
③床が膨れ上がっている
④障子やふすまが波打つ
⑤一定の部屋で結露が増えたり、やカビが発生している(天井や壁の隅)
このように雨漏りのサインだとはっきりわかるような症状ではありません。
一見すると、雨漏りが原因だとは思えないような現象が、実は雨漏りだった、
とういうようなケースもあります。
目に見えないところで進んでいるのが雨漏りなんですよね。
ですから、天井からポタポタという状態はすでに天井裏では水が飽和状態だと
考えられ、緊急度が高いといえます。
この度ご連絡を頂いたお客様は、②のクロスの異常に気付かれ
お電話をくださいました。
雨漏りのサインを放っておくと・・
見えない所で状況が悪化し、木材の腐食や、シロアリ、
カビなどによるアレルギーなど、
思ってもいないような
被害の可能性があります。
この程度の事で業者に来てもらうのは、気が引ける、、という方も多いのですが、
「この程度」のうちに手を打っておく事が大事なんです。
気が引けると、遠慮深い方は、、ご注意です。
当然ですが、状態が深刻になれば、
それだけ補修が必要な範囲が広がります。
場合によっては、補修では済まないレベルになってしまう事もあります。
症状が軽いうちに、最小限の補修にとどめましょう。
雨漏りはどちらにしても近い将来、修理が必要になります。
のちに天井からポタポタという、明らかな雨漏りとなってからの修理は
結果的に高額になってしまいます。
必要以上に過敏になる必要はありません。
今回のように、「あれ?なんかおかしいかな?」
と思った時に雨漏りを疑う知識があり、
遠慮なく屋根の専門業者に点検を依頼できれば、大丈夫です。
『山口の屋根を守る屋根修理の匠』
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