2017年08月09日
以前、屋根も色々・・と言いましたが、
屋根材には、瓦以外にも、色々な種類の屋根があります。
実はその屋根材の違いで、室内の温度が違ってくるのです。
①金属屋根、②瓦、③化粧スレート(カラーベスト等)
①金属屋根
②瓦
③化粧スレート(カラーベスト等)
どれも夏の強い日差しを受け表面温度は70~80℃に上昇します。
一番温度が上昇するのはどの屋根だと思いますか?
実は、屋根の表面温度は3種類ともそんなに大きくは変わりません。
では、屋根の野地板(瓦の下の下地の板)の温度はどれくらい違うと思いますか。
正解は、、
①70℃ ②45℃ ③70℃
断然、瓦の方が低いんです。
ちょっと意外ではないですか?
どうしてこんなに違うのでしょうか。
それは屋根材そのものの厚みの差もありますが、
一番の要因は空気層の有無なのです!
屋根材が重なる部分をみてみると、
野地板と瓦のあいだには、
桟木と瓦の厚み分のすき間(空気層)があります。
★瓦と野地板の間に隙間があります。
その他の屋根は野地板とのすき間の空気層がないので、
屋根材の温度が野地板に伝わってしまいます。
★カラーベストと野地板の間に隙間がありません。
だから、こんなに野地板の温度差がでるのです。
野地板の温度が上がれば、屋根裏の温度も当然あがります。
断熱材があるとは言え、室内温度も上がるのです。
カラーベストに比べると金属屋根(ガルバリウム鋼板)は、
鋼板と野地板の間に断熱材やアルミシートが入ってますので
厳密にはカラーベストよりは少し室内温度は下がります。
しかし瓦のように空気の通る隙間がある作りではないので
やはり瓦よりは室内温度は高めです。
屋根材にはそれぞれ、利点、欠点があります。
それぞれのお家にあった屋根材を選んで施工してあるはずです。
うちってなぜこの屋根材??という疑問があればお声かけください。
もし、他の屋根に変えてみたいと思われたら、
まずはご相談だけでも、お気軽にどうぞ。
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